「保険って、毎月お金を払うだけで損した気がする…」 そんなふうに思っていませんか?
実は、保険に加入しているだけで税金が安くなる制度があるんです。 それが「保険料控除」という仕組みです。
年末調整や確定申告のときに、保険会社から届く「控除証明書」を提出するだけで、所得税や住民税が軽減され、お金が戻ってくる可能性があります。
この記事では、保険料控除のしくみから、どれくらい戻るのか、申請方法までわかりやすく解説します。
保険料控除とは?一言でいうと…
保険料控除とは、「年間で支払った保険料の一部を、所得から差し引ける制度」のこと。
例えば、年間10万円の保険料を払っていれば、所得から一定額が差し引かれ、結果として税金が少なくなる、という仕組みです。
控除される保険には、主に3つの種類があります。
- 生命保険料控除 終身保険 定期保険など
- 介護医療保険料控除 医療保険 がん保険 介護保険など
- 個人年金保険料控除 一定の条件を満たす個人年金保険
どれくらい戻るの?控除のイメージ
では、実際にどれくらい戻ってくるのでしょうか? 簡単なモデルケースを見てみましょう。
📌例:年収500万円の会社員、年間10万円の生命保険を支払っている場合
・所得税:最大4万円の所得控除 → 税額で約6,000~8,000円減
・住民税:最大2万8,000円の所得控除 → 税額で約2,800円減
➤合計:約9,000~11,000円ほど軽減される可能性あり ※実際の金額は年収や所得控除の状況により異なります。
申請方法:年末調整に提出するだけ!!
保険料控除を受けるには、年末調整や確定申告で申請が必要です。
📌サラリーマン(年末調整)の場合 1.保険会社から「保険料控除証明書」が郵送で届く(10月~11月ごろ) 2.会社から配られる「保険料控除申告書」に金額を記入 3.控除証明書を添付して提出 ☞これだけでOKです。自分で税額を計算したりする必要はありません。
📌個人事業主・フリーランス(確定申告)の場合 国税庁の「e-Tax」や、税務署へ提出する確定申告書に保険料を記入。証明書を添付または保管が必要です。
対象になる保険・ならない保険の違い
【◎対象になる保険】
- 終身保険や定期保険(死亡保険)
- 医療保険・がん保険
- 個人年金保険(※条件あり)
【×対象外の保険】
- 学資保険(条件によって対象になるケースも)
- 自動車保険・火災保険
- 法人名義の保険
よくある質問(Q&A)
Q:保険料が月1,000円でも控除される? A:はい。少額でも控除対象になります。ただし、年間の合計額が一定額を超えないと、実際の税額の変化は小さいこともあります。
Q:家族名義の保険でも自分の控除にできる? A:生計を一にしている配偶者や子供などが契約者でも、自分が保険料を払っていれば控除可能です。(要件あり)
Q:証明書をなくしたら? A:保険会社に連絡すれば再発行できます。再発行には数日かかる場合があるので、早めに対応を。
もらえるお金、もらい忘れていませんか?
保険料控除は、「やるか・やらないか」で数千円~1万円以上の差が出る、非常にお得な制度です。 控除証明書が届いたら、すぐに年末調整の書類を確認して、忘れずに提出しましょう。 特に、初めて年末調整をする人や、今年から新しい保険に入った人は要チェックです。
保険についてわからないことやご相談したいことがありましたら、ご気軽にわが社にお問い合わせください。